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離散アルゴリズム理論 Theory of Discrete Algorithms
離散アルゴリズムに関する基礎理論を講述する.オンラインアルゴリズム,近似アルゴリズム,分散アルゴリズム,対話型アルゴリズム,種々の計算量の下限等の最新の話題を中心にする.
予備知識:チューリング機械,アルゴリズムとデータ構造,計算量理論

アルゴリズムと情報学入門 Introduction to Algorithms and Informatics
アルゴリズムやデータ構造の設計と解析や,離散構造の解析等に必要となる基礎 的概念や手法を講義する.学部学生の聴講も認める.

計算困難性:NP完全性,整数計画法,及びスケジューリング問題への応用 Computational Intractability: NP-completeness and Integer Programming, with Scheduling Applications
計算困難問題に立ち向かう為の基本的テクニックを講述する.NP完全性の概念の 復習に続き,線形・整数計画法に関連するいくつかの手法を紹介し,特にスケジュ ーリング問題への具体的応用を説明する.

多面体計算学;理論,実際と理学工学への応用 Polyhedral Computation: Theory, Practice and Applications in Engineering and Science
凸多面体は多くの計算分野における最も便利なモデルの一つであり,生命情報学や ゲーム理論等々多くの応用がある.本講義では,この凸多面体計算における代表的 アルゴリズムを,その理工学への応用も含めて,紹介する.

ディジタル通信工学 Digital Communications Engineering
ディジタル通信における整合フィルタ,畳み込み符号,ビタビアルゴリズムによる最尤系列推定,トレリス符号化変調を含む各種変復調方式,CDMA多元接続方式など基本的な概念について講述するとともに,セルラー方式移動体通信技術や近距離無線通信技術ブルーツースなどを例に取りマルチパスフェージング対策技術など高信頼度ディジタル通信を実現するために不可欠な各種手法について述べる。
予備知識: フーリエ解析,変復調方式,ディジタル情報伝送

情報ネットワーク Information Networks
情報ネットワークのアーキテクチャー、プロトコルとネットワークエンジニアリングについて述べる。また、さまざまなネットワークビジネスとそれを実現するためのネットワークのオープン化についてもふれる。
予備知識: OSIプロトコル,ディジタル伝送方式、LAN

集積回路工学特論 Integrated Circuits Engineering, Adv.
集積回路はエレクトロニクスシステムの高機能化・高信頼性化・低価格化を担うキーデバイスである。集積回路製造技術の着実な進歩により、集積可能な回路規模は等比級数的に増大している。本講義では、このような集積回路の設計技術について、特に論理設計以降の設計工程を中心に講述する。具体的には、集積回路設計技術の現状と技術動向、CMOSプロセス技術、CMOSレイアウト設計、MOSデバイス特性、CMOSスタティックゲート、CMOSダイナミックゲート、LSI設計法について講義する。
予備知識: 電子回路,ディジタル回路,論理回路

組み合わせ数学特論 Discrete and Combinatorial Mathematics, Adv.
組み合わせ数学は,計算機で扱う問題のほとんど全てを含むと言って良く,現代数学では非常に重要な位置にある.中でもグラフ理論や組み合わせアルゴリズムは理論的にも応用上にも中心的な部分を占めている.本講義では,グラフの連結度,地図彩色,美術館問題,ケーキ分割問題などの組合せ数学の重要トピックについて講義する.
予備知識:グラフ理論,計算量理論,離散数学の基礎

計算量理論 Theory of Computational Complexity
計算量理論を中心に、計算機科学の基礎の分野における最初の重要テーマを選択して解説する.例えば平成15年度は近似アルゴリズムの教科書として,V. V. Vazirani著”Approximation Algorithms”を取り上げ輪講形式で解説した. 平成16年度の教科書は未定であるが,書名等は掲示等にして指示する.
予備知識: 計算の複雑さ

並列計算機アーキテクチャ Parallel Computer Architecture
並列計算機のアーキテクチャについて概説をしたのち,相互結合網,SIMD方式,パイプライン方式,マルチプロセッサ方式について詳述する.講義では代表的な並列計算機の例を取り上げながら,理論的な解析をおこないつつ,最適化コンパイラについても触れる.
予備知識: コンピュータ基本構成,コンパイラの基礎

並列計算機応用 Parallel Computer Applications
並列計算機が具体的にどのように応用されているのかについて,信号処理(FFT),3次元グラフィックス,画像処理,CAD,離散シミュレーション,データベース処理,人工知能(論理型言語処理,ニューロコンピュータ,意味ネットワークなど),数値計算などを例にとって述べる.各種のアーキテクチャと応用の親和性について検討する.
予備知識: 様々な応用分野での基本知識

並列分散システム論 Parallel and Distributed Systems
並列/分散システムを支えるオペレーティングシステム、コンパイラ、ハードウェアに関する先端的な技術について、実装技術から応用まで最新の話題を解説する。
予備知識: オペレーティングシステム,,コンパイラ,,並列計算機アーキテクチャ,,並列処理

プログラミング言語特論 Programming Languages, Adv.
プログラミング言語に関連して、構文と意味、機能とその実装、オブジェクト指向パラダイム、型システム、並列処理や例外処理のための各種言語機能などについて論ずる。
予備知識: プログラミング言語,C言語

プログラミング言語処理系 Programming Language Systems
プログラミング言語処理系の実装に必要な,メモリ割り当てとごみ集め方式,仮想機械の構造とコード生成方式,例外処理方式などの各種実行時メカニズムについて論ずる.
予備知識: プログラミング言語,コンパイラ,計算機アーキテクチャ

ディジタル信号処理論 Digital Signal Processing, Adv.
ディジタル信号処理の基礎となる時間周波数解析の各手法について講述し、この観点からウェーブレット解析およびこれを用いた帯域分割フィルタや適応的信号圧縮等について議論する。さらに、適応的アレイ信号処理について講述する。
予備知識: フーリエ解析、変復調方式、ディジタルフィルタ、アレイアンテナ

光通信システム Optical Communication Systems
高速・大容量な通信手段である光通信システムに関して、ファイバ非線形効果の影響、受信性能評価法、光増幅器を用いた伝送路構成法など性能評価において必要となる事項の中からテーマを選び詳述する。
予備知識: マクスウェル方程式、光増幅器、光通信工学

伝送メディア工学特論 Transmission Media Engineering, Adv.
無線系、有線系を含めた各種伝送メディアの種類、特性および特徴、符号化、多重化、同期方式等の伝送方式の基本技術、伝送メディアにおけるマルチプルアクセス・メディアアクセス制御技術、伝送メディアの特性を生かした伝送路網のアーキテクチャについて述べる。
予備知識: 情報理論、変復調、通信ネットワークに関する基礎知識

暗号と情報セキュリティ Cryptography and Information Security
種々の暗号方式について,その理論的基礎や最近の話題について講義する.具体的には,秘密鍵暗号,公開鍵暗号,ディジタル署名,個人識別,秘密分散共有などについて述べる.
予備知識: 情報理論,計算量理論の初歩

応用集積システム Integrated System Architecture and Synthesis
画像符号化処理などのアルゴリズムを基盤として,如何に応用システムを構成するかについて解説する.基本アルゴリズムに始まり,集積回路としてのアーキテクチャ,システム構成方式、システム評価法へと内容を展開する.
予備知識: 計算機システム,論理回路,画像処理

集積システム設計論 High-Level Design Methodology for System LSI
21世紀に待望されるIT(Information Technology)とSoC(System on a Chip)の統合設計技術について述べる。具体的には、部品接続(回路図)の記述によるのではなく、プログラミングによるシステム LSIの設計記述、検証、論理合成など、新しいCAD技術について概説する。
予備知識: 計算機システム,論理回路,プログラム言語

大気環境光電波計測 Radio and Optical Measurement of Earth's Atmosphere
大気圏を伝播する光・電波が、大気によって受ける様々な効果を知ることは、無線通信による情報伝送あるいは大気計測の分野での研究上重要である。この講義では、光・電波が大気によって受ける、各種の散乱過程、屈折等を詳述する。またこれらを応用して大気環境情報を抽出する際の計測誤差を議論する。
予備知識: 電波工学,光量子論の基礎,スペクトル解析,数理統計

リモートセンシング工学 Remote Sensing Engineering
通信情報技術の重要な応用技術としてリモートセンシングがある。本講義では、極めて多岐にわたる対象から地球大気を取り上げて、地上からのアクティブなリモートセンシングであるレーダー観測と、宇宙からのパッシブなリモートセンシングとして行われる衛星観測について、観測の原理・装置の構成から信号処理・データ解析までの全般を講述する。
予備知識: 電波伝搬,フーリエ変換,確率と統計

通信情報システム産業応用論 Advanced Applications in Communications and Computer Engineering
産学連携を活かした実践的な講義として,産業界などの第一線で活躍中の方を講師に招き,通信情報システムにおける最先端技術について講述する.今年度は,現在実用化あるいは研究開発が進むブロードバンド通信技術、インターネット技術、移動通信技術等の情報通信システム技術の最新動向について説明する。

通信情報システム特別講義1 Advanced Lecture on Communications and Computer Engineering I
本講義では,ソフトウェアプロダクトおよびプロセスの両面からソフトウェ ア開発を支援する技術に関する最新動向を解説する.具体的には,エンター プライズ系ソフトウェアを対象としたソフトウェア開発・保守,ソフトウェ アシステムの品質評価,モデルを活用したソフトウェア開発とその支援技 術,アジャイル(迅速)な開発方法論の話題について,演習を交えて学ぶ.

通信情報システム特別講義2 Advanced Lecture on Communications and Computer Engineering II
本講義では,インターネット基盤上での開放型ソフトウェア開発およびソ フトウェア計測に関する最新動向を解説する.具体的には,コンポーネン トとパターンを採り入れた新しい開発手法とその適応例,ウェブソフトウェ ア開発で必要となる文書構造化とその変換・表現の技術,ウェブサービス 等の最新技術,エンピリカルソフトウェア工学の概念と方法論について, 演習を交えて学ぶ.

通信情報システム特別研究1 Advanced Study in Communications and Computer Engineering I
情報化社会を支える基盤技術である計算機のハードウェアやソフトウェア、さらには情報通信技術に関する先端的技術の理解を通して、この分野の研究開発に必要な能力を養う。

通信情報システム特別研究2 Advanced Study in Communications and Computer Engineering II
情報化社会を支える基盤技術である計算機のハードウェアやソフトウェア、さらには情報通信技術に関する新しい研究課題に取り組ませることにより、この分野の研究開発に必要な能力を養う。

インターン (通信情報システム特別研究1)

談話会 (通信情報システム特別研究1, 2)

研究論文 (研究指導科目)